肩こり・四十肩・五十肩

◎肩こり

「肩こり」という言葉はよく使われますが、多くの方が、首・肩・周囲の痛みを総称して「肩こり」とおっしゃられます。肩が凝るというのは頭が痛い・腰が痛いと同じように症状の一つであり傷病名ではありません。原因を突き止め根本から治療をしていかない限り改善されません。肩周囲の筋肉が硬くなって起こる単なる「肩こり」と思われても、実は日常生活や仕事中の姿勢の悪化から首・肩の筋肉（筋膜）の炎症やストレートネック、なかには内科的疾患から発症するケースもあります。寝違えやギックリ腰と同様に筋肉(筋膜）が炎症状態にある期間は、自己判断で無理に動かしたり、ストレッチするのもNGです。また、発症している原因（姿勢の悪化による頸椎や背骨、骨盤のバランスなど）を考え施術を行わない限り、単純に肩だけをマッサージしていても一向に改善されません。

長年お悩みの肩凝り、頭痛もご相談ください！

◎肩関節周囲炎（四十肩・五十肩）

40～50歳代の方に多く、主な症状としては肩を上げようとした時や洋服の着脱時に痛みが出ます。安静時でも痛みがでたり、夜間（就寝時）に肩の痛みがでるのも特徴の一つです。四十肩や五十肩は正式には肩関節周囲炎といいます。炎症や熱感が強い場合は患部を温めないようしましょう！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

日本人は温泉（お風呂）好きで体を温めるのが常識とされていますが、患部に炎症（熱感）がある場合は温め過ぎるのは注意しましょう。患部の炎症が強い期間は自己判断で無理に肩を動かしたり、お風呂で温め過ぎるのは、気を付けましょう。マッサージなども炎症（熱感）をさらに強めてしまう場合がありますので、避けてください。一昔前は、四十肩の対処法としてアイシング(冷却）が当たり前とされてきましたが、患部の血流が悪化し回復に時間がかかる場合がありますので、長期的にアイシングするのは避けましょう！筋肉(筋膜）の炎症が弱まったら、お風呂や使い捨てカイロなどで温めることをおススメします！（単なる肩の凝りや疲れの場合は最初から温めて問題ありません）専門家の指導のもとストレッチや姿勢改善のリハビリを施す事で筋肉の柔軟性や可動域が良くなり徐々に症状が改善していきます。

【四十肩・肩凝り治療なら、八王子駅から徒歩１分のからだCure（キュア）鍼灸治療院・整骨院へ】